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ボー・ディドリー追悼ライブ"BO DIDDLEY'S BEACH PARTY"@新宿ロフト

昨日はまたもや新宿ロフト。ボー・ディドリーの追悼ライブです。ボー・ディドリーはチャックベリー等と同様ロックンロールの礎を築いた人で詳しくは知らなかったんですが、どっかで聴いたことあるものばかりでした。
今回はこの前のサザナミのときとは違ってバーステージとメインステージを交互にやる感じだったんですが、途中からぐちゃぐちゃになってました。
演奏順もわからず見逃したバンドもありました。全体的に1バンド短いですし。ロフトが23時までしかメインステージ使えないらしいんでたぶんそのあおり。

THE MIGHTY MOGULS@バーステージ

マイスペース
原人ルックでプリミティブなガレージバンドです。ギターはDECKRECのネモトさん。
ドラムがなぜかNEATBEATSのMr.Mondoが叩いてました。(※通常通りメンバーの方が叩いていたようです。私の見間違いだと思います。コメント欄で指摘していただきました。)今回のライブはビーチパーティーということなのでビーチボールが乱れ飛んだり、水着のお姉さんがいたりしました。
あといつものように写真撮ろうと思ったら壁に「撮影禁止」の張り紙が。みんな無視してましたけど見つけちゃったんで私は自重。

撮っちゃったもんはしょうがない。


THE 5678's@メインステージ

マイスペース
日本の誇り、キルビルにも出演したTHE 5678's。
ギターとドラムだけでモナやwoo hooなんかを披露。その後「タイムボム社長夫人」ことTHE BUNNIESのREEKOさんがベースで登場。おかげでコーラスがいい感じに可愛くなってました。
しかし長い長い。他のバンドが20分くらいの中45分くらいやってましたからね。大御所だからでしょうか。
Bomb the twistで盛り上がって終了かと思いきやアドリブで演奏続行。ベースのREEKOさんにはその場でベース教えてました。

ROMANES@バーステージ

どうでもいいけどマイスペースROMANESっていうイタリア人のユーザーがいるよ。
ビーチパーティーということでミカさんは服の上から水着を、CCさんをゴーグルを首から下げ、ナツコさんはカチューシャをつけてました。
時間がない中、新曲のCretin hop、commando、Time bombをやってくれました。
そして最大のサプライズ、2nd収録のロボロボシティを作詞者の国分寺・超山田堂の店長さんが登場し演奏!
これは羨ましい。かなりかっこよかったです。
そして終始CCさんの友人らしき方が野太い声で冗談っぽく「ちぐちゃん!」とか「ちぐさ!」とか野次ってました。(※CCさんの本名はちぐさ)
その方が私の隣にいたもんですからもうずっと笑ってました。本当野太い。

THE BAWDIES@メインステージ

マイスペース
もうすっかり有名になってきたBAWDIES。私は2回目でした。相変わらずボーカルの声&歌い方は日本人離れしていて最高です。
音はオールディーズそのまんまなロックンロール。
I BEG YOUはやっぱかっこいいですね!とか思ってたら終了。
ええ、4曲くらいしかやってないのに・・・メインステージの宿命でしょうか。

THEEE BAT@バーステージ

マイスペース
黒衣装、イギリスの警官がかぶってそうな帽子・・・分かりづらいので画像で。

(※公式HPより借用)
音はものすごいガレージ全開で、轟音で轟音です。今回はなんかギターが一人増えてましたがかなりフリーダムで途中でギター置いてフロアで踊ったり、どこかに消えたりしてました。
そしてbatの名物としてシンバルをフロアにひとつ置き去りにしてスティックを客に渡すというものがあります。もちろん曲はそのまま続行。客は叩き放題というわけです。
今回なぜか私がスティック渡されました。
ひゃっほう!とか思って叩きまくってたらすぐ誰かがシンバルをステージにあげてしまいました。あれはフロアに置きっぱでいいのに。
関係者らしき方でビデオを撮ってる方と写真を撮ってる方がいたんですが、かなりアクロバティックな動きでした。batの撮影はあれくらい動かないとだめなのね。


メインステージではthe jumpsが演奏していたみたいです。
全く知らないバンドでして、80年代のストロングスタイルのパンクでちょっと浮いてました。
でも今調べてみたら結構すごい方たちみたいです。→公式HP
何でも85年から活動していて、ボーカルのkickさんはそれ以前の活動でJUST A BEAT SHOWというシリーズギグをスタート。
JUST A BEAT SHOWと言えばそう、ブルーハーツレピッシュが収録されたオムニバスライブアルバム。それの創始者なんですって。そのアルバムにjumpsも収録されているみたいです。
そしてkickさんは弁護士目指しているそうで、9月に司法試験の結果が出るそうです。
もし合格したら史上初のROCK’N’LAWYERだそうで。頑張ってほしいですね。
そうとは知らず「かっこいいけど疲れて動けねー」とか思って座り込んでました。

SUPERSNAZZ@バーステージ

マイスペース
ガレージパンクな女性ボーカルバンド。ドラムが外人になってたのを忘れててちょっとビビりました。
衣装はウエスタン調で曲もガレージパンク色は薄いものでした。ボーのカバーはもちろん、他にもカバーしてたみたいです。ベースのトモコさんがAl CaseyのSurfin' Hootenannyを歌ってたのは覚えてます。
そして終了・・・と思いきやアンコール。surfin' birdみたいな感じで「マママママ」だけで7分くらいやってました。途中客に歌わせたりして止めどころ完璧に失ってました。
このとき私PA席の近くにいたんですが、ロフトのスタッフさんの時計を見る顔、忘れられません。


そんなこんなでようやくメインステージ行ったら女性ボーカルの知らないバンドが。
観始めた瞬間終わりました。たぶんTHE HAIRだったのかな。
なんかかなりキャリアのあるモッズバンドだそうです聴きたかったです。
バーステージではロッキンエノッキーさんが準備してたんですがニートが始まりそうなのでスルー。

THE NEATBEATS@メインステージ

公式HP。
マージービートなロックンロールと言ったらこのバンドでしょう。それと面白いMC。
ボー・ディドリーのカバーはYou Cant Judge A Book By Its Cover。これをベースの大ちゃんがボーカルで。
そしてトサさんボーカルの曲、初代ドラマー・Mr.Sheenが得意としていたI CAN TELLをドラムのMr.Mondoが歌い、パンさんが黒いジャンパーを歌って終了。ちょ、早すぎませんか?4曲て。
ちなみにパンさんの視力は2.0だからボーディドリーみたいな眼鏡は持ってないそうです。

THE MINNESOTA VOO DOO MENとゲストいっぱい@メインステージ

公式HP
まずはMINNESOTA VOO DOO MEN単体で。まず当たり前のようにギターとベースはフロアへ。そして客を煽る煽る。
好き勝手やりまくってます。演奏も中断したり、客をステージに挙げてツイストコンテストしたり。
そんでゲスト登場。まずは当日DJもしていた方で、GO FROM TOKYO(THE RIZLAZ)さん。なんかボー・ディドリーのカバーをしていきました。
ドラム以外フロアにいるので客大盛り上がり。ノリノリのミネソタギターを渡される私。
とりあえず適当につま弾いてみましたがどうしていいか分からず2秒で返しました。batのシンバルといいなんなんだ全く。
次にMASARU"yanny"YANAIさん。こちらもカバー。
そしてGAN(GASOLINE)ちゃん。髭面でした。ミネソタをステージに上げておいて自分はフロアで客を座らせ濁り酒を一気。それからカバーしていきました。
次はPATCH(Radio Caroline/VIOLET'S)。GANちゃんにギター借りる予定だったらしいんですが、GANちゃんが弦引きちぎっちゃったのでEDDIEさんから借りたそうです。
そして次はONO-GHING(JET BOYS)。「正直ミネソタさんとはほとんど面識がないんでよろしくお願いします。」とかぶっちゃけてます。
そしてモナをカバー。モナ〜山本モナ〜って歌ってました。
そしていつものように牛乳を浴びながらフロアに降りて一通り浴び終わったら去って行きました。
次に"伝説の男"Eddie Legend(HELL RACER)さん。ぶちまけられた牛乳に困った表情。スタッフさんが拭いてくれて演奏スタート。


ゲストと演奏してるときでもミネソタのギターの方は破天荒な行動をしまくってまして、口に指突っ込んで吐こうとしたり、ステージ上からフロア中央の天井にある柱にしがみつこうとするも落下してしばらく動けなかったりとすさまじかったです。
客の方も負けずにハチャメチャで踊りまくりな方々はもちろん、異様に女性をダンスに誘ってるスーツのおっさん、へべれけで立ってるのがやっとな外人、女性同士キスしてる方など様々な・・・って百合だー!
まさか現実世界で百合カップルにお目にかかれるとは。思わず脚を見てしまいました。綺麗でした。ミュールだったので一応素足ではありました.
(※百合脚という言葉が存在します。女性同士の恋愛を描く漫画等の作品で描かれるしなやかな脚の意味。はてなのキーワードにはたまごまごごはんたまごまごさんが登録し、「百合脚」を含む日記はほぼたまごまごごはんの記事で埋め尽くされています。全く関係ないね。)みんなノリノリなので後ろを振り返ってみたらそうでもない人たちがたくさん。温度差があるのね。


そしてゲストが終了。このとき既に23時くらい。終わらないといけない時間です。
しかし、流石ミネソタ、アドリブで演奏続行。カバー曲なんかを数曲やって、テキーラでしめようとのことでバーでテキーラ買ってきて客に飲ませました。
が、盛り上がりが中途半端だったので演奏続行。ジャスティンとか。
そしてついにバットマンのテーマ。ミネソタバットマンといえば本当にこうもりになることで有名です。
つまり柱にぶらさがり、逆さで揺れながら演奏。生で観れて興奮してしまいついつい写真撮っちゃいました。

そしてついに終了。長かった・・・時刻は23:30くらい。23時に終わる気ゼロだなミネソタ


NEATの物販でライター買ってトサさんとMr.Mondoと握手して帰りました。
渋谷駅に着いたら落雷の影響で動いておらず、0:00ごろ渋谷駅に着いたのに、発車は0:40、停車しまくって1時間以上かかって最寄駅に到着。自宅に帰ったら既に2時過ぎという。
長い一日でした。


それにしてもSTOMPIN' RIFF RAFFSをちらりとも見かけなかったんですがどこでやってたんでしょうか。


youtube
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ROMANES

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