コカコーラの好きなキリン

ライブレポや音楽雑記、漫画のことなど。

三軒茶屋HEAVEN'S DOOR+三軒茶屋FUJIYAMA

BGM:撲殺少女工
ピコピコチップチューンです。BSKはキュンキュンするような曲が多くて好きです。




毎回ライブハウスへの行き方を紹介するこのコーナー。今回は私が上京してきて初めて行ったライブハウス・三軒茶屋ヘブンズドアと、おまけで最早伝説のレコード屋・フジヤマへの行き方を紹介します。



まずは三軒茶屋駅へ行きましょう。
東急田園都市線で渋谷から数駅です。もしくは東急世田谷線でアクセス。

HEAVEN'S DOOR

三軒茶屋駅に着いたら南口Bの階段を昇り、そのまままっすぐ進みます。

カラオケ館なんかもあります。まだまっすぐ。


左手に商店街のような道が見えてきたら左に曲がります。角には幻というラーメン屋が。
味は普通ですが、安めで面大盛り、ライスがサービスなんで腹ごしらえにはもってこいです。

松屋なんかも通りつつまだまっすぐ。

牛角が見えたらもう安心。隣のビルの地下1Fです。


たいてい誰かが座り込んでるのですぐわかると思います。


ヘブンズドアーは昔はハードコアなんかで有名なライブハウスで、今でも企画が打たれているみたいです。
基本的にはジャンルレスなんですが、どちらかというと濃いめ、コアなバンドが多いイメージがあります。
殺害塩化ビニール関係とか・・・


中は結構広めで、最近フロアにはサイドテーブルついたような記憶があります」。
控室の出入り口がフロアの後ろの方にあるので、バンドはどうしたって客の間をすり抜けてステージに昇る必要があります。
この演者と客が近い感じが大好きです。
程よくお洒落で、程よく汚い、ライブハウスらしいライブハウスだと思います。


FUJIYAMA


さて、ヘブンズドア前の道をそのまままっすぐ進みましょう。
いつの間にかヴィレッジバンガードができていました。

もうちょっと進むとこのように左の道と合流します。まだ道なりにまっすぐ。


左右にいい感じの喫茶店や本屋さん、飲み屋なんかがちらほらあります。まっすぐ。ドラッグストアが右手に見えてきます。

そしてスリーエフが右手に見えたらゴールは目前。スリーエフの向かい側へ行ってみましょう。




するとそこには・・・









ついにきました、フジヤマです。
店前のバンド名がずらずらと書かれた物置。
「やっぱ自分の踊り方で踊ればいいんだよ」というじゃがたら江戸アケミの名言看板。
ここが、80年代邦楽パンクを語る上では外せないフジヤマです。
何がどうすごいのかってのはここを見れば一目瞭然。→フジヤマ 来客列伝
数々のバンドが自主製作盤を持って訪れ、地方のバンドはライブのため上京すると立ち寄る、そんなバンドマンに愛されたレコード屋さん。
中村達也ブランキーを始めた直後は金なくてここでバイトしていたという逸話もあります。






さて、そんなフジヤマ。今はどうなっているのかというと、昔からの常連さんに言わせれば在庫が変わり面白みは減ってきているそうですが、新しいアングラなインディーズバンドがフジヤマにあこがれて委託しに来るわ、売れ残ったレコードがわんさか新品であるわで非常にカオスな店になっています。
パンク、ガレージ、ハードコア、ハードロック、ポップス、テクノ、ノイズ・・・なんでもござれ。
いまだに80年代のレコードとか自主製作テープ買えるのなんてフジヤマくらいだと思います。
私はCHEESEとか買いましたね。




とにかく一度行ってゴチャゴチャした店内を眺めてみることをオススメします。
おっさんはノスタルジーを、若者は新しい世界を感じることができるでしょう。


公式HP
ちなみに中古は置いてませんのでご注意を。