最悪な仕事の歴史 vol.1 反吐収集人
BGM:変身キリン
先日、AKB48の前田敦子がコロシアムみたいなところで客席のファン一人一人を指さし、
「ブサイク!」「ブサイク!」と延々罵っていっているということを
ヤムチャ的な解説要員に解説される夢を見ました。
超複雑。そして何の意味が。
さて、実は2か月前に在学4年目にして初めて大学の図書館から本を借りたのですが、その名も"図説「最悪」の仕事の歴史"というもの。
そして今日借りてきたのは講談社現代新書の「性的なことば」。
そんなわたくし経営学部生。
どこで間違ったんでしょうか。
さて、その"図説「最悪」の仕事の歴史"を全然読み進めていないので、ブログのネタにすることで半強制的に読み進めちゃおうという目論見で、「最悪な仕事の歴史」というカテゴリを作ってみました。
著作権とかもあるので、さらっと紹介していこうと思います。
ちなみに基本的に「きつい、汚い、危険」の3Kばかりが出てきますので、食事中とかそういうの苦手な人は読まないようにご注意を。
では記念すべき第一回行ってみましょう。
反吐収集人
もう名前からしていやですね。反吐を収集するんですよ。
居酒屋のバイトもたまに似たようなことはしますが、それ専用の職業なんです。
さて、この反吐収集人が実際に仕事をしていたのは紀元後すぐのローマ時代の貴族の屋敷。
貴族がパーティで飲みすぎて吐いたものの処理をするのかと思ったら大間違い。
ローマ時代の貴族はおいしいものを味わっておなかいっぱいになったら、更においしいものを味わうためにわざわざ吐くらしいのです。
しかもその場で。
床 に 。
ボウルに吐くこともあったようですが、床にぶちまけられた吐瀉物を片付けるのは反吐収集人の仕事。
貴族のパーティというと、賑やかに食べて飲んで・・・という光景を想像しますが、実際はそれに加え、あっちで戻しこっちで戻し。
そして床をはいつくばってそれを片付ける反吐収集人。
もらいゲロとか大丈夫だったのでしょうか・・・。
こういった時代の仕事ですので、勿論奴隷の仕事です。
これでも奴隷の仕事の中では危険さがないからだいぶマシだなんて本当、今の時代に生まれてよかったなぁと思いますね。
- 作者: トニー・ロビンソン,日暮雅通,林啓恵
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2007/09/21
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