肺気胸になってました。
9月以来ブログ書いてなかったわけですが、肺気胸になってました。
9月末に左自然肺気胸を発症。
2008年2月にもやってたので2度目。前回は死ぬほど痛かったんですが、今回はすごく軽かったので病院でレントゲン撮って、一日休んで仕事へ復帰。
10月半ばにまたちょっと痛み。
どうも肺気胸ってのは1回目→2回目の再発率が5割。2回目→3回目以降の再発率が8割くらいになるそうです。
お医者さんから再発防止のため、原因物質(肺に穴開き易い部位)の切除をすすめられ、14日から一週間入院してきたわけです。
14日(月)に手術。全身麻酔の前に、背中からも麻酔を入れるため、手術室で意識のある状態が20分くらい続きました。
BGMとして流れてるのは何故かマイケルジャクソン。
Beat itを隠語として扱ってた時期があったので、イントロで笑いを抑えるのに必死だったことを覚えています。
術後、尿の管や酸素のマスクもとれ、次の日にはドレーンも背中の麻酔もとれました。18(金)には晴れて退院できました。
・・・まだめちゃくちゃ痛いんだけどね。
手術で切った傷とか、肺とかじゃなくて、脇の下と腕、肩が。
手術が左腕を上げた体勢で行われたので、筋肉が硬直して痛みを引き起こすこともあるそうですが、退院時には普通治っているとのこと。
私の場合退院時には前かがみになりながら歩くのがやっと。
左腕も肩より上には上がりません。
とても「この野沢菜まじめな味」とか言って病院食を食べる元気もありません。
そして、次の週はもちろん会社にも行けるわけがなく、休みをいただきました。
病院に再び行くと、どうも神経らしいと。
たまに手術で神経を痛めてしまう人がいるらしい。
神経の痛みどめを処方してもらって、療養。
若干手術のミスじゃないのかとか怒りを感じなくもないんですが、過ぎたことなのでもうどうしようもないです。
っていうことで徐々に回復はしてきてますが、まだ会社に行けてないレベルですので、ライブに行ったりするのは今年はあきらめてます。
で、沈んでばっかりでもアレなんで久しぶりにブログ書いてみようと思ったわけです。
では、入院中、療養中に消化したものをずらずらと。
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ[完全版]
90年代に富士見ファンタジア文庫から刊行されていた未完のライトノベルをソノラマノベルスから出しなおした完全版です。
ゲーム好きな少女、山本洋子が未来世界の戦艦を操作するというSF。
所々にゲームネタやオタク向けなネタがちりばめられているのですが、90年代丸出しなので、かなりきついです。
十代はめちゃくちゃきついだろうなぁ、これ。
でも分かる人はニヤリとしちゃうこと請け合い。
設定はかなり作り込まれてて面白いです。ちょいと痛々しい部分もありますが・・・
まだ2巻までしか読んでないんですが、1巻にライトノベル2冊分+書きおろしがあるのでかなり読むのに時間がかかります。
これは暇な時しか読めないっす・・・
アニメ化もされてたんですね、知らなかった・・・
アリソン、リリアとトレイズシリーズ
キノの旅の時雨沢恵一の長編ラノベ。
銃と飛行機と鉄道の時代のファンタジー小説です。
リリトレはアリソンの続編です。もう何度も読んでますが、飽きません。
今回奥付見て気づいたんですが、アリソンの1巻からもう10年経ってました。・・・そりゃ私も社会人になるはずです。
アリソン、リリトレと共に1回ずつ鉄道での事件が出てくるんですが、なんとなーく暴走特急(セガール)思いだしながら読んでしまいました。
マイブルーヘブン/小路幸也
東京バンドワゴンシリーズの一冊。
通常は現代を舞台に、「東京バンドワゴン」という一風変わった古本屋さんの周りで起きる事件を、堀田家の人間が解決していく人情味あふれるほっこりミステリー小説なのですが、この作品はその前日譚です。
終戦直後の日本で、親から機密文書の入った箱を親から託された咲智子。
駅で咲智子を探すアメリカ人に捕まりそうになったときに助けに入ったのが堀田勘一。古本屋「東京バンドワゴン」のせがれでした。
その後サチと名前を変え、東京バンドワゴンに出入りする仲間達に守られながら連れ去られた両親の行方を追っていく・・・というお話です。
東京バンドワゴンシリーズでは毎度のことなのですが、かなり一人一人のキャラが濃いです。
生粋の江戸っ子口調なのに英語は綺麗なキングスイングリッシュな勘一。
稲妻のジョーの異名をとるハーフのジョー。
元ジャズシンガーの美女・マリア。
かなりおっとりした話口調の元日本陸軍情報部の十郎。
などなど、みんな人情味にあふれてる上、それぞれこれまで積み重ねてきた人生が描写されていて、キャラに深みがあります。
いつものシリーズよりは荒事が多いので、ドキドキワクワク感も増大です。
ドラえもん のび太の宇宙小戦争
ドラえもん映画の第六作。
スネ夫とジャイアン、出来杉で作っているラジコンやプラモを使った特撮映画に対抗してのびたも特撮映画を作ることに。
撮影していると、ピリカ星からきたパピという親指ほどの少年と出会う。
何でもピリカ星の大統領で、クーデターが起き、逃げてきたとのこと。
しかし、追手がやってきて、スネ夫達のラジコンを破壊した上、パピが連れ去られてしまった。
その上、うっかりスモールライトで小さくなったままの状態にも関わらず、スモールライトも持ち去られてしまった。
のびた達は小さい姿のまま、ピリカ星にパピを救いに行くことに・・・
というお話。
これめちゃくちゃ面白いですよ。子供心にこれは傑作だなーなんて思ってたんですが、今見直しても面白い。
改造ラジコンで敵戦闘機を倒したりするのは勿論スカっとするんですが、
レジスタンスへ連絡つけるため、街に潜入とかもドキドキします。
更には戦うのが怖いと言うスネ夫を叱咤激励しながら戦車で敵を倒すしずかちゃんなんかも見れます。
宇宙戦争もの+友情でかなり熱い作品です。スターウォーズやキングコング等へのオマージュもあります。
そして劇中流れる海援隊が最高。
ドラえもん映画に武田鉄也の歌声はつきものですね。
他にもたくさん観たり読んだりしたんですが、まぁここまでで。