また会えましたね。　ラブロマ/とよ田みのる

※読み終わった勢いでお酒飲みながら書いたらなんか日本語が怪しい文になりました。文と文の繋がりのなさ、グダグダな終わり方をお楽しみください。
FLIP-FLAPですっかりとよ田みのるにしてやれてしまった私。（参考:いっけーフカマチ!! FLIP-FLAP/とよ田みのる
）
これまた評価の高いデビュー作のラブロマを読んでみました。

ちょっと常識から外れた思考回路を持つ星野くんと明るく元気でちょっとおせっかいな女の子・根岸さんが主人公。
この漫画はタイトルから分かるようにラブコメなんですが、一コマ目から強烈です。
昼休み、星野くんが根岸さんに告白しました。面識もないのに。
根岸さんはもちろん断りますが、放課後一緒に帰ることになります。
そして友人からプレゼントをもらう星野くん。

根岸さんから「友達良かったの？」と聞かれた星野くんは素直にコンドームをもらっただけだと伝えます。

しかも使わない理由は「塚原（友人）がくれた友情の証だから」。
そんな星野くんのことを根岸さんは「変ってる」と言います。
しかし星野くんは「おれは勇気をふりしぼって本当のことを言おうとしてるだけです」と答え、「根岸さんは俺みたいに無理しなくても本当のことが言える人だから好きです。」と言います。
星野くんは別の日、2人で観覧車に乗ったときロバのたとえ話をします。
荷物を背負った家畜のロバが野生のロバに出会い、元々は荷物を背負ってなかったということを思い出すという話。
そして家畜のロバを星野くん、野生のロバを根岸さんと見立て「俺は根岸さんに出会って思い出したんです。俺も元々は荷物なんか背負っていなかった。本当の自分を。」
そう、根岸さんは感情をすぐに表に出す子なんです。友達と一緒の高校に入ったらうれし泣き、いわゆる感動映画ではボロボロ泣き、星野くんが変なこと言ったら殴ります。
そんなところに魅かれたと星野くんは言うのです。
そんな星野くんに段々魅かれていく根岸さん。ついに付き合うことになりました。

でもここからが大変です。なんたって星野くんは変わり者。根岸さんに思いを伝えるためいろいろなことをやらかします。
ケンカ中で口をきいてもらえないので、黒板を使ってデートに誘い、校内放送を使って仲直りしたいと言い、デートの後には校庭に文字を書いてお礼。

日常的に愛を伝える星野くん。

そしてそれを茶化さずしっかり受け止める根岸さん。

付き合っていくうちに二人はそれぞれの違いを見つけ、またそこに魅かれあいます。

ですがこの二人、根底では似ています。
二人ともとてもとても素直で純粋なんです。
だからどんなに歯の浮くような言葉もくさくない。

話は進み、さまざまな問題にぶつかります。
進路のこと、恋敵のこと、そしてやっぱり二人の関係。
星野くんは堅い性格ですが健全な高校生ですから普通に性欲があります。
根岸さんとキスしたいしおっぱい触りたいし、もちろんSEXしたい。
その思いをストレートに声に出しちゃうのが星野くんらしいんですが、根岸さんも理解しようとしてくれます。

少しずつ少しずつ話し合いながら二人は前進していきます。